おしゃれに目覚めたきっかけ。
中学2年生までは服装とか気にしたことがなかった。
着ることさえできればなんでもよかった。
いつもサッカーTシャツとジャージ。
そのままでもよかったが、中学3年生の時に転機が。
いつも公園に6人ほどで集まっていた。
一人の子が私服の話題になった時に、「服オシャレにしたらpちゃん(私)もともとカッコいいねんからもっとカッコよくなるで‼︎」と言ってきた。
その発言に嘘がなかったので、嬉しくなった。
ダサいと言いたくなるところだが、言葉選びもバッチリだ。
私の嬉しくなった表情を読み取ったのか、いきなり今からpちゃんの服一緒に買いに行こ!と。
戸惑いながらも4人で自転車で近くの衣料品店まで突っ走った。
帽子、シャツ、カーディガン、ズボン。
悩みながら選んでくれた。
値段も安いお店なので、全部買っても4000円いかないくらいだったと思う。
一緒に選んでもらうのってこんなに楽しいのか、と感じた。
その後、購入して試着室かで着替えたのを撮影して帰宅。
後日、友達は学校の子にpちゃんめっちゃカッコよくなったよな。と本気で熱弁していた。
そこからはおしゃれにも多少は気を遣うようになった。友達の影響は大きいな。
その子が今は何しているか知らんが、10?年くらい経ったことでも鮮明に覚えているから余程いい思い出だったのだろう。
人間は褒められると嬉しい生き物、と言うことがわかった出来事だった。